小学6年生で起立性調節障害になった娘が高校生になった今、思う事

我が家には、夫と3人の子どもと犬がいます。

兄、姉は大学生、一番下の娘は高校生。


末っ子は上の2人にもかわいがってもらい、小さい時から一番手がかからず、明るくて周りによく気が付く、走るのも速い、誰とでも仲良くなれる、とてもいい子でした。

 

そんな娘が起立性調節障害と初めて診断されたのが、小学6年生の冬。

その前の年にも、外出先で急に気を失って救急搬送されたことがあり、その際色々調べても異常がなかったので、年齢的にも「軽い起立性調節障害では?」と言われたことがありました。

その後しばらく体調が悪く起きられなかったものの、数週間で回復。

小学6年の春には張り切って、クラブ活動やダンスの習い事と、精力的に過ごしていました。


でも、中学進学を前に冬期講習に通い出したころ、再び起き上がれないように。

塾で帰宅が遅く生活リズムが変わったことと、中学校への不安もあったのでしょう。

病院で、起立性調節障害と診断され、薬も処方してもらったものの、なかなか回復できないまま、卒業。


中学校の3年間は、あまり通えなかった。

本人も思うように体が動かず、悲しい、つらいことが多かったと思います。

「私は、ダメな子だ」って何度も言っていました。

「そんなことないよ。すごく頑張ってるよ」

って言い続けた3年間でした。

中学の3年間は家の中で過ごすことが多かったので、少しでも前を向いて過ごせるよう、好きなことややりたいことをして、楽しくすごすようにしていました。

途中でわんこをお迎えしたのもよかった。

まさか、犬を飼うとは思ってなかったけれど、いい選択だった。

今では、みんなを癒してくれる家族の一員です。

 

そんな娘も早いもので、今年の春、念願の高校生になりました。

高校に入学して、4月は頑張って毎日登校できました。

これは本当にすごいこと。

行きたいって気持ちがとても伝わってきます。

朝は、気持ちが悪くて吐き気を抑えながら、満員電車に乗って登校。

午後授業が始まって、とても疲れているのもわかります。

だけど、毎日とても楽しいようでお友達の話をしてくれる。

 

そんな姿を見ると、私もとてもうれしくなります。

 

高校に行けてよかったね、頑張ってるね。

このまま毎日通えるように、フォロー頑張るよ。

 

このブログでは、病気になってからの、悩んでたこと、病院でのこと、中学校でのこと、学校選びのこと、高校生活のこと、色々あったことを記録しておこうと思います。

 

まだまだ病気が治ったわけではなく、不安もありますが、大切に毎日を過ごしていきたいです。